1635◆娯楽計画『銀鏡』『白い牛のバラッド』、2/18BSP「新日本風土記 伊賀」、イベント2/16「研究者大喜利(海陸)」2/17「本棚を編集する」、楳図かずお大美術展、シアターコモンズ他と『少年の君』感想 #タネスケ

今週楽しみたい映画、テレビ、イベント、展示等さまざまな娯楽事で、気になったものを拾ってます。2022/2/15火頃からの予定です。※日時や料金等は公式サイト他で確認をお願いします。https://taneraji.com/

<先週の娯楽ピックアップ>
◆オレンジ・・・DVD「トガニ 幼き瞳の告発」「少年の君」「怪しい彼女」「ザ・ビートルズ GET BACK:ルーフトップ・コンサート」、U-NEXT「サクセッション メディア王 ~華麗なる一族~シーズン3」、Amazon『HOMESTAY(ホームステイ)』、ABEMA「MIRRORLIAR FILMS Season1」、Apple TV+「空はどこにでも」、Netflix「ビッグバグ」
◆ポン・・・自宅「スパイダーマンスパイダーバース」 tv「もう中学生のおグッズ」 恵比寿映像祭、国立科学博物館、ニッポン国おかんアート村

<気になる新作映画>
◆リング・ワンダリング(2022年2月19日)
東京の下町を舞台に、人間の生や死に実感のない若者が不思議な女性との出会いを通して命の重みを知る姿を、切なくも幻想的に描いた物語。「花と雨」の笠松将が主演、「孤狼の血」の阿部純子がヒロインを務め、安田顕、長谷川初範、片岡礼子が脇を固める。監督は「アルビノの木」で国内外から注目を集めた金子雅和。2021年製作/103分/G/日本 配給:ムービー・アクト・プロジェクト
https://ringwandering.com
https://eiga.com/movie/95222/

◆銀鏡 SHIROMI(2022年2月19日)
宮崎県・銀鏡(しろみ)の里に500年以上前から伝わる「星の神楽」を舞う人々を記録したドキュメンタリー。写真家・赤坂友昭がメガホンをとり、神楽と生きる村人たちの暮らしを自然豊かな銀鏡の四季とともにめぐりながら、星と人とのつながりを描き出す。2022年製作/113分/日本 配給:映画「銀鏡 SHIROMI」製作委員会
https://shiromi-movie.com
https://eiga.com/movie/95984/

◆白い牛のバラッド(2022年2月18日)
イランの厳罰的な法制度を背景に、冤罪による死刑で夫を失ったシングルマザーの姿を通し、社会の不条理と人間の闇をあぶり出したサスペンスドラマ。2021年・第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。2020年製作/105分/G/イラン・フランス合作 原題:Ghasideyeh gave sefid 配給:ロングライド
https://longride.jp/whitecow/
https://eiga.com/movie/94575/

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<気になる名画座>
◆目黒シネマ
2/19(土)~2/25(金)
「サマーフィルムにのって」 伊藤万理華/金子大地 監督:松本壮史
「子供はわかってあげない」 上白石萌歌/細田佳央太 監督:沖田修一
http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html
▼タネラジ名画座情報 ※東京の名画座一覧
https://taneraji.com/calendar/mini-theater/

<映画館ニュース>
◆下北沢に映画館「シモキタ – エキマエ – シネマ: K2(ケーツー)」。2022/1/20オープン
https://k2-cinema.com/
「濱口竜介監督特集上映 言葉と乗り物」「鈴木さん」ほか

参考記事:ミニシアターの灯消さない 下北沢、地元密着型の新館誕生 池袋、老舗一新「デジアナ上映」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/159591?rct=thatsu
~紹介映画館:新文芸坐(池袋)、「シネマ・チュプキ・タバタ」(田端)

<気になる家映画>
◆スチームボーイ
2022年2月20日19:00~/BS12
https://www.twellv.co.jp/program/anime/sunday-animation/archive-sunday-animation/sunday-animation-069/
「AKIRA」の大友克洋監督が実に製作期間9年、総製作費24億円を投じて手掛けた待望の長編第2作目。蒸気機関の登場により繁栄を極めた19世紀のイギリスを舞台に、世紀の発明“スチームボール”を巡って、発明者である祖父から兵器への悪用を阻止することを託された少年が繰り広げる大冒険を壮大なスケールで描く。

◆NHKBSシネマ BSプレミアム https://www.nhk.or.jp/bscinema/
◆午後のロードショー テレビ東京/13:35~ https://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/oa_afr_load/
◆BSテレビ東京 https://www.bs-tvtokyo.co.jp/cinema/
◆金曜ロードショー https://kinro.ntv.co.jp

<気になるテレビ>
◆野田ともうします。
シーズン1:2月14日(月)前0:54~ [日曜深夜] 5分×20本、シーズン2:2月15日(火)前0:01~ [月曜深夜] 5分×20本、シーズン3:2月16日(水)前0:26~ [火曜深夜] 5分×20本/NHK総合
超ポジティブで、好奇心旺盛、決して空気を読まず、わが道を行く野田さんの物語。野田さんは、埼玉にある東京平成大学の文学部ロシア語科に通う女子大生。「手影絵サークルに所属」「メガネにみつあみ」「トレーナーにGパン姿」。独特なキャラクターを持った彼女は、しばしば級友から浮いてしまう存在。でも、サークルの先輩や友人たちは、野田さんのことが気になって仕方がない…。人気漫画「野田ともうします。」の完全実写ドラマ化!2010~2013年にNHKワンセグ2やEテレで放送した全3シーズン、5分×60本を3夜連続放送します!
https://www.nhk.jp/p/noda/ts/8ZPL6RZY3K/

◆新日本風土記 伊賀
2/18金21:00~22:00/NHKBSプレミアム
忍者の里として知られる伊賀。かつて敵と戦い守ろうとしたのは豊かな土地。そこで実る米は伝統の菓子を生み、稲わらが幻の肉牛を育てる。(2019年放送)

◆太秦のいちばん暑い日 ~映画監督・井上昭の93年~
2/18金22:00~23:00/NHKBSプレミアム
人の心に迫ろうと、斬新な映像表現を追い求め、挑戦的なスタイルを貫き通した映画監督・井上昭さん。「雨月物語」「山椒大夫」で知られる巨匠・溝口健二のもとで映画作りを学び、60年以上にわたって映画やテレビドラマを多数手がけてきた。最後の作品となった「殺すな」の撮影現場に密着。そこには監督のめざす表現を形にしようとする俳優、スタッフたちの姿があった。5か月に及ぶ映画作りの日々を追う。

BS1スペシャル「全告白!国際ロマンス詐欺~漫画家が陥った“偽りの恋”」
2/19土01:00~01:50/NHKBS1
コロナ禍でひそかに増えている「国際ロマンス詐欺」。レディースコミックの女王と呼ばれる漫画家・井出智香恵さん。ハリウッド俳優を名乗る男からSNSに届いたメッセージをきっかけに、7500万円もの大金をだまし取られた。多くの被害者が口をつぐむ中、被害を食い止めたい一心で、井出さんがすべてを告白する。

<気になるイベント>
◆「人権教育ワークショップ~デンマークのユダヤ人救出を教材に」
ホロコーストの中で、ヨーロッパ全土に暮らしていたユダヤ人が東のアウシュヴィッツなどの絶滅収容所に送られていたとき、デンマークのユダヤ人の大部分が国外へ脱出し、生き延びました。当時デンマークでは何が起きていたのでしょう。そして、その歴史はどのように語られてきたのでしょう。デンマークの歴史に少し触れた後で、参加者皆さんで対話をしてみませんか。

日時:2022/02/15 (火)19:00~20:30
主催:YMCA、NPO法人ホロコースト教育資料センター(愛称Kokoro)
https://kokoro20220215.peatix.com

◆研究者大喜利 #2 ~SDGs14&15 海&陸の保全・活用編~
SDGsに関連するお題を出題し、参加者が自由に大喜利!研究者が自分たちの専門分野を活かして、楽しくDEEPに突っ込んでいきます!第二回のお題は海と陸!
研究者コミュニティであるAASNの英知を結集し、SDGsのゴールをテーマに掲げて視聴者参加型の大喜利イベントを開催します!普段はそれぞれの分野で研究や仕事に没頭している方々、それぞれの視点や知識を分野外の問題解決に使えないか一緒に”大喜利”をしてみませんか?
<大喜利スト>
[国際関係論 × 環境学] 森田 香菜子氏 / 慶應義塾大学大学院特任講師・森林総合研究所主任研究員
[生態学] 辰巳 晋一氏 / 森林総合研究所北海道支所 主任研究員
[環境学] 柿沼 薫氏 /上海大学アジア人口研究所  准教授
[光化学者] 宮田 潔志氏 / 九州大学大学院 理学研究院化学部門 分光分析化学研究室 助教
[原子力工学者] 名倉 勝氏 / CIC Tokyo General Manager & 環境エネルギーイノベーションコミュニティ運営事務局
[モデレーター / 海洋生物学者] 藤瀬 里紗氏 / 広島大学 統合生命科学研究科 特任助教 & CIC Tokyo Project Lead

日時:2022年2月16日 18:00-20:00 (17:30 開場)
会場:CIC Tokyo(東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階)& オンライン
参加費:無料
主催:CIC Japan
https://energy-environment-researchers-oogiri-2.peatix.com/

◆吉祥寺ねこ祭り
地域活性化と地域猫のためのチャリティーイベント。例年は10月の開催だが、コロナ禍により延期となったため、2022年は2月と10月の2度の開催となる。 保護猫カフェやペットショップなど、約20店舗が参加するスタンプラリーでは、オリジナルグッズが当たる。マップを片手に、吉祥寺のねこ店を巡ってほしい。

期間:2022年2月1日~2月28日
主催 吉祥寺ねこ祭り実行委員会
https://necofes.com

◆イノベーションガーデン
ウェルビーイング。サーキュラー。AI。生命。都市。デジタル。様々なカテゴリーにおける新しい「成長の兆し」からこれからの“成長”のあり方そのものを考えます。

『ポストコロナの資本主義(仮)』マルクス・ガブリエル(哲学者)
『人間中心の建築とデザイン(仮)』永山 祐子(建築家)
『ライフサイエンスとウェルビーイング(仮)』福岡 伸一(生物学者)/高橋 祥子(株式会社ジーンクエスト 代表取締役)
『アートシンキングからみた「新しい社会の成長」(仮)』ゲルフリート・シュトッカー(アルスエレクトロニカ総合芸術監督)
『ソーシャルイノベーション(仮)』ゲリット・ヤン・ヴァン・ト・ヴィーン(Fonder of Border Sessions / World Startup Factory CEO)
『クリエイティビティ』ジャック・アンドレ(CEO of C2 Montreal)
『日本流フードテックの未来』寺井 良治(株式会社イービス藻類産業研究所 代表取締役社長)、安藤 芳徳(株式会社モスフードサービス 上席執行役員マーケティング本部長)、印度カリー子(スパイス料理研究家兼タレント)
『エネルギーシフトとウェルビーイング(仮)』小橋 賢児(The Human Miracle株式会社 代表)、安川 香澄(JOGMEC 特命審議役)
『フェムテックの未来(仮)』尾形 優子(メロディ・インターナショナル株式会社)、スプツ二子!(株式会社Cradle)
『テクノロジーとアドの未来(仮)』河野 剛進(株式会社バカン 代表取締役)

日時:2022年2月18日(金)・19日(土)・20日(日)
形式:オンライン
主催 Innovation Garden 実行委員会(三菱地所株式会社、読売新聞社、株式会社博報堂)
https://innovation-garden.com

◆「本棚を編集する~書店員というくせのゆくえ」
3月15日(火)に黒鳥社『編集の提案』の刊行を記念し、書店員の方々をゲストに迎えるオンラインイベント。年間72,000点も発行される新刊書籍の中から本をセレクトし、それらを並べる空間を作る、イベントを開催する、ECサイトとの連携を考えるーー書店員の日々の仕事は、まさに「編集」に満ちています。ゲストの書店員の皆さんにご自身のお店で実践されていること、気をつけていること、編集のポイントなどのお話をもとに、書店員に必要な編集力について考えます。
登壇者:青山ブックセンター本店 店長 山下優さん、ON READING 店主 黒田義隆さん 黒田杏子さん、REBEL BOOKS 店主 荻原貴男さん、宮田文久さん(編集者・『編集の提案(仮題)』編者)、
モデレーター:若林恵(黒鳥社)

日程:2月17日(木)19:00~21:00
金額:1000円(税込)
形式:オンライン
主催:黒鳥社
https://henshuu-02.peatix.com/view

<気になる展示>
◆どうぶつかいぎ展 PLAY! MUSEUM
『飛ぶ教室』『ふたりのロッテ』などで世界的に知られるドイツの詩人・作家のエーリヒ・ケストナー(1899-1974)の名著『動物会議』(岩波書店)をご存知ですか。争いを止めない人類を痛烈に批判したケストナーは、人類が抱える大きな課題を、ユーモアとかわいらしさ、皮肉を利かせた絵本を通じて子どもたちに訴えました。そんなケストナーの問題提起を、8人のクリエイターが絵や立体、映像や空間を使い、現代の視点を加えてリレーして描き出す、新しいタイプの展覧会です。
原作:エーリヒ・ケストナー『動物会議』 空間構成:手塚貴晴(建築家)
参加作家(50音順):植田楽(造形作家)/梅津恭子(ぬいぐるみ作家)/junaida(画家)/秦直也(イラストレーター)/村田朋泰(アニメーション作家)/ヨシタケシンスケ(絵本作家)ほか。

日時:2022年2月5日(土)~4月10日(日)10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館:2月27日(日)
会場:PLAY! MUSEUM(東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS内 W3)
料金:一般1,500円ほか
https://play2020.jp/

◆ 『楳図かずお大美術展』
独特な世界観の傑出したマンガ作品を多数生み出し、多くのファンを持つ楳図かずお氏による『楳図かずお大美術展』が<六本木ヒルズ森タワー>52階<東京シティビュー>で開催。 本展では、楳図かずおの「比類なき芸術性」に焦点を当て、代表作を通じて気鋭のアーティストらとともに「楳図かずおの世界」を表現する。さらに目玉として制作に4年の期間を費やした27年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO小さなロボット シンゴ美術館』を、原画101点の連作絵画として初公開されている。

会期:2022年1月28日(金)~3月25日(金)時間 | 10:00~22:00(最終入館21:30)
※57日間/会期中無休
会場:東京シティビュー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
料金:一般2,200円ほか
https://umezz-art.jp

◆シアターコモンズ’22
演劇の「共有知」を活用し、社会の「共有地」を生み出すプロジェクト「シアターコモンズ」。
今回のテーマは「非同期することばたち – Unsynchronized Voices」。2月19日?27日の会期で、演劇公演、レクチャーパフォーマンス、体験型アート、小学生とその保護者を対象としたワークショップなど、7つのプログラムと2つのフォーラムがリアルとリモートの両方で展開される。ディレクターの相馬千秋はステートメントで、「すでに3年目に突入したパンデミックは、世界中を「強制同期」し続けている」としており、「パンデミックの強制同期をすり抜け、それぞれの戦略のもと『非同期することばたち』を編み上げ続けているアーティストとその作品を媒介に、この終わりなき困難な時代と向き合う」ことを目指すという。
参加アーティスト:キュンチョメ、ボーハールト/ファン・デル・スホート、市原佐都子、シュウ・ツェユー、モニラ・アルカディリ&ラエド・ヤシン、佐藤朋子、Reframe Labなど。

会期:2022年2月19日~27日
会場:東京都港区エリア各所およびオンライン
https://theatercommons.tokyo

<タネラジカレンダー>
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以上、
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