1881◆2022年秋ドラマチェックPart.1 #ファーストペンギン! #silent #DORONJO #孤独のグルメ #推し武道 #城塚翡翠 #アトムの童 #帰らないおじさん #商店街のピアニスト #一橋桐子の犯罪日記 #ドラマ語り

ドラマの感想や考察、ドラマをきっかけに思ったことを語ります。今回は、注目の2022年秋ドラマをチェックします。https://taneraji.com/

<おすすめの2022年秋ドラマ>

◆ファーストペンギン!
2022年10月5日スタート 毎週水曜夜10:00/日本テレビ系
縁もゆかりもない漁業の世界に飛び込んだシングルマザーの奇跡の実話を基に、森下佳子のオリジナル脚本で描く“リアル・サクセスストーリー”。寂れた港町に移り住んだ若きシングルマザー・和佳(奈緒)は、一人の漁師と出会い、漁船団の立て直しに協力することに。和佳は素人ゆえの大胆さで、革命を起こしていく。
⇒ポン感想
漁師町で新しい仕事を立ち上げようとするが、地元との協力は難しく、という話。ドラマでしばしば男女やよそ者扱いする描写はあるが、原作が実話であることを知ってしまい、気楽に観れない。事業の中身を理解してもらう必要もあり説明台詞が多く、どこかのPR番組風な時もときどきあるが、単なる対立構造にしないできない実話ならではの恐ろしさがある。梅沢や3Cなどの、見えない何かを信じているとも、明日のご飯を守るというとも言える、単純に笑えない姿は実は今もあるわけで、ドラマでよかったと言えない。
男性が固く、女性が女性を守ってくれる、というのは、なんだか裏腹だけど、どうですか皆さん。

◆silent
2022年10月6日スタート 毎週木曜夜10:00/フジテレビ系
川口春奈主演の切なくも温かいラブストーリー。8年前に、一生懸けて愛したいと思えた恋人・想(目黒蓮)との突然の別れを経験した紬(川口)は、ある日、街で想を見掛け、再び彼の存在を意識するように。想を捜し始めた紬は、彼が若年発症型両側性感音難聴を患い、聴力をほとんど失っていることを知る。

◆DORONJO/ドロンジョ
2022年10月7日スタート 毎週金曜夜11:00/WOWOWプライムほか
池田エライザ主演で「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」のキャラクター・ドロンジョの過去を全く新しい視点から解釈し、ドラマ化。ドロンボー一味を結成する以前、壮絶な境遇の中で生きる若き日のドロンジョを描く。脚本は映画「桐島、部活やめるってよ」(2012年)などを手掛けた喜安浩平らが務める。

◆孤独のグルメ Season10
2022年10月7日スタート 毎週金曜深夜0:12ほか/テレビ東京系
久住昌之原作の同名漫画を、松重豊主演で実写化したグルメドキュメンタリーシリーズの第10弾。輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重)が、営業先で見つけた食事処に自由気ままに入り、食事を堪能する姿を描く。今シーズンでは、巨大な看板に導かれて訪れる大衆食堂や、都内で旅行気分が味わえる飲食店が登場。

◆推しが武道館いってくれたら死ぬ
2022年10月8日スタート 毎週土曜深夜2:30ほか/テレビ朝日ほか
累計発行部数100万部超えの同名コミックを松村沙友理主演でドラマ化。地下アイドルと熱狂的ファンの関係を描く青春コメディー。フリーターのえりぴよ(松村)は、地元・岡山のマイナー地下アイドル・ChamJamのメンバー・市井舞菜に人生の全てをささげていた。その活動は、やがて周囲を巻き込んでいく。

◆つまらない住宅地のすべての家
2022年10月10日スタート 毎週月-木曜夜10:45/NHK総合
津村記久子の同名小説を井ノ原快彦主演でドラマ化。どこにでもある住宅地を舞台に、ちょっぴり残念な主人公と癖のあるご近所さんたちが巻き起こすホームサスペンス。「刑務所を脱走した女がこの辺りに向かっているかもしれない」と聞いた自治会長・丸川明(井ノ原)は、見張りを提案。町を大騒動に巻き込んでいく。

◆霊媒探偵・城塚翡翠
2022年10月16日スタート 毎週日曜夜10:30/日本テレビ系
相沢沙呼の「medium 霊媒探偵城塚翡翠」を清原果耶主演でドラマ化。翠(みどり)色の瞳を持つ霊能力者・城塚翡翠(清原)は、魂の匂いを感じ、死者を呼び戻すことができる特殊能力の持ち主。その力のせいで孤独な人生を歩んできた翡翠だが、死者からのヒントを頼りに、“霊媒探偵”として難解な事件と向き合う。

◆アトムの童
2022年10月16日スタート 毎週日曜夜9:00/TBS系
ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者が大資本との覇権を争う姿を描くオリジナルストーリー。個人でゲームを制作していた那由他(山崎賢人)は、ある事件をきっかけにゲーム開発から離れる。しかし廃業の危機にひんした老舗玩具メーカー「アトム」が経営再建のため、彼を捜し始める。脚本は神森万里江が手掛ける。
⇒ポンの感想
ゲーム業界ものといえばチェイサーゲームですが、なんか見れなかった。あとは「東京トイボックス」(うめさん原作)か『NEW GAME!』(4コマ漫画。作者は得能正太郎(とくのうしょうたろう)。)か。インディーゲームとはいえ、テレビゲームモチーフを日曜劇場がやるのはいまどき当たり前なんだけど、対立構造にもっていってたテレビ的には目新しい。まあ若干古い感じもあるが、モバゲーが世界を牛耳っていて、ガチャとか配布とかを揶揄したり、一方でインディゲームが盛り上がっている(スマホの貸し借りはしないと思うが)様子も描いている。
ただ、だんだん見ていると復讐劇的な展開に見えてきた。オダジョーの役もう少し複雑でもいいかなーって思うけどね。偏見を絵にかいたようなつまりゲーム業界じゃなくてお金に成功=悪い人なんだよね。おもちゃ屋がゲーム屋になるのは、どうかねえ。

◆帰らないおじさん
木曜22時/BS-TBS
https://bs.tbs.co.jp/kaeranaiojisan/
https://evening.kodansha.co.jp/c/kaeranaiojisan.html
⇒ポン感想
子どものときの遊びを大人になってからもう一度、子どもの気持ちになってやる、という40代オーバーの郷愁を誘う物語。(マンガではかなりのおじさんな気もする)
楽しく遊んでいる姿が一番の美味しいところという、孤独のグルメの別なエキスを取り出した感じ。男性と女性のぞろぞろって違うのかなあーとかおもった。あとやっぱりモブおじさんが一番おじさんだった。呟きながら観てしまった。

◆商店街のピアニスト
月曜22:30~/BS松竹東急
https://www.shochiku-tokyu.co.jp/syotengainopianist
商店街の楽器店に置かれたストリートピアノを弾きに来る人々の 様々な人生模様と心の交流を描く感動の物語.
⇒ポン感想
少しさびれたマンション商店街の古い楽器店に置いてあるアップライトピアノ。そこに集まる人々の物語。基本演出はそこそこベタなんだが、ゼンカイザーである主役駒木根 葵汰こまぎね きいたが何もしないという演技が意外と見れてしまう。ピアノというか楽器とか、ドラマ上の技術って本物がいいなと思った。でもできるとそれをみせたいのかよって思ったり。バランスがむづかしい。
ああホリプロ

◆一橋桐子の犯罪日記
土曜22時/NHK
https://www.nhk.jp/p/ts/2LKPLXJYL6/
主人公・一橋桐子(松坂慶子)は、哀しみの淵に沈んでいた。年金とパートの収入で暮らしも楽ではない中、唯一の希望であった親友が病で亡くなり、毎日が突然、空虚な日々となったのだ。このままだと自分は孤独死してしまうのでは――生きていくことの困難さが、桐子の心を絞り上げていく。
そんな時、テレビで見たある逮捕者の「世の中に未練はなかった。刑務所に入りたくてやった」という供述に心奪われた桐子は、終の住みかを“刑務所”に設定。「できるだけ人に迷惑をかけずに捕まる道」を模索し始める――。
【原作】原田ひ香『一橋桐子(76)の犯罪日記』
【脚本】ふじきみつ彦(『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』)

◆北欧こじらせ日記
https://www.tv-tokyo.co.jp/hokuo_kojirase/
⇒ポン感想
フィンランドが好きなOLの生活を追った物語。テーマ要素俳優に興味が無いと入ってこない、ってことあるのかもしれない。早く送りしてしまった。

以上、

週末の配信回「タネメガネ」では収録後、気が付いたことや追加で考えたことなどを振り返っています。よろしければそちらもお聴きください。
https://taneraji.com/series/tane-look-back/

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