1083◆「40万キロかなたの恋」から「きょうの猫村さん」「コタキ兄弟と四苦八苦」「バイプレーヤーズ」「記憶捜査」まで。テレビを舞台に挑戦し続けるテレビ東京 濱谷晃一さんプロデュースドラマ~ #週刊ドラマ語り #歩く人

気になるドラマの感想、考察、思い付きを喋ります。今回のテーマは、コロナ禍の隔絶や孤独感を宇宙空間におきかえて描いた「40万キロかなたの恋」など、テレビ東京 濱谷晃一さんのプロデュースしたドラマについてです。

気になるドラマを観ていたら、全部、プロデューサーにこの人の名前があった、なんてことが結構あります。そんなプロデューサーの一人、テレビ東京の濱谷晃一さんが手掛けるドラマについてふらふらと喋ります。

▼濱谷晃一さんプロフィール
テレビ東京プロデューサー。2001年の入社後、「MUSIX!」「ピラメキーノ」などバラエティー番組のプロデュース、演出を経て、12年目にドラマ部へ。プロデュースだけでなく、脚本・演出も手掛ける。
◆著書『テレ東的、一点突破の発想術』  https://www.wani.co.jp/event.php?id=4611
◆濱谷晃一さんのTwitter(@hamatani77) https://twitter.com/hamatani77

◆オレンジの思う「濱谷晃一ドラマ」の特徴
・タイトルの強さ(過去作オマージュ)
・演劇・映画などテレビ外の才能とのコラボ(バラエティ的な組み合わせ)
・今までに無かったドラマへの挑戦(オリジナルへのこだわり)
・低予算なのにリッチな世界観
・音楽などスタッフィングへのこだわり

<紹介ドラマ>
◆ 【ドラマ24】特別編 「40万キロかなたの恋」 テレビ東京/金曜24時12分~(全4話)
地球と約40万キロ離れた月周辺で、宇宙船にたった一人で長期滞在している孤独な宇宙飛行士の物語。煩わしい人間関係が大嫌いで、地球で人ごみにいるよりも、AIのユリ(人工知能)とともに宇宙でひとり暮らす生活に満足していた…。そんな偏屈な宇宙飛行士が、ある日、地球にいる元恋人とモニター越しに再会したことをきっかけに、生活が一変。まさかの人工知能も巻き込む三角関係に発展!?しかも、宇宙生活はトラブルの連続で…。果たして、どんな結末を迎えるのか!?宇宙一面倒臭い男の史上最長の超遠距離恋愛作品。
https://www.tv-tokyo.co.jp/40mankiro/

◆「きょうの猫村さん」
大人気漫画『きょうの猫村さん』が松重豊主演でまさかの初実写化!飼い主ぼっちゃんとの再会を夢見る猫村さんは、貯金を決意し、村田家政婦紹介所の門をたたく。
https://www.tv-tokyo.co.jp/kyouno_nekomurasan/
◆「コタキ兄弟と四苦八苦」
脚本 野木亜紀子×監督 山下敦弘!気鋭のクリエイターが初タッグ!古舘寛治×滝藤賢一 演技派W主演でおくる真面目すぎる兄とちゃらんぽらんな弟の人間賛歌コメディ。
https://www.tv-tokyo.co.jp/kotaki/
◆「記憶捜査」
ゴールデン街、荒木町、早稲田、新大久保、新宿二丁目、三丁目――。
北大路欣也演じる敏腕刑事が人並み外れた土地勘を頼りに、詳細に記憶した「昭和」と「平成」二つの時代の街のイメージを呼び起こし、難事件を解決する新しい刑事ドラマ。
https://www.tv-tokyo.co.jp/kiokusousa/

◆「バイプレイヤーズ」
遠藤憲一・大杉漣・田口トモロヲ・寺島進・松重豊・光石研!日本の名脇役が夢の競演!1つ屋根の下、6人のおじさん達が強制的共同生活を送る!おじさんたちの微笑ましい共同生活を通して、役者としての生き様がキュートに浮かび上がる!“ゆるシブコメディー”誕生!
◆「下北沢ダイハード」
人気劇作家11人×トップ映像クリエイター。舞台は下北沢!“人生最悪の1日”に巻き込まれた男女のパニックコメディー!
◆「黒い十人の秋山」
1人10役の本格ミステリー!! 嵐の中、離島のホテルで起きた殺人事件…容疑者全員ロバート秋山!
◆「GIVER 復讐の贈与者」
伊坂幸太郎、恩田陸、乙一などベストセラー作家たちが絶賛する新感覚リベンジミステリー小説のドラマ化。復讐をテーマに、復讐する側、復讐される側の人間模様を巧みに描きながら、驚きのラストを毎回迎える短編小説群を、スタイリッシュでノワールな新しい作品として初めて映像化。
◆「フルーツ宅配便」
東京で勤めていた会社が倒産し、社宅も追い出され、仕方なく地方都市の故郷へ戻ってきた主人公・咲田真一(濱田岳)。ひょんなことからデリヘル「フルーツ宅配便」の雇われ店長になってしまった咲田の運命は!?デリヘルに集まる女性たちの人生とは…。監督・白石和彌
◆「怪奇恋愛作戦」
“演劇界の鬼才”ケラリーノ・サンドロヴィッチがドラマ24に参戦!遅すぎた青春を燃やす”ホラーラブコメディ!”愉快なアラフォー3人娘(麻生久美子、坂井真紀、緒川たまき)に春は訪れるのか?!
◆「マツコ、昨日死んだってよ。」
「もしも、マツコが死んでしまったら…」という架空の設定のもと、マツコ・デラックスを偲ぶ番組。マツコは棺に横たわるのみ。自らを電波芸者と自称するTVスター、マツコ・デラックスの価値を関係者が分析し、ゆかりのある人たちがマツコへの想いを語る。有働アナのナレーションも魅力。
◆「好好!キョンシーガール~東京電視台戦記~」
アイドル川島海荷があのキョンシーと大バトル!!1980年代に日本で大ブームを巻き起こした中国の妖怪キョンシーが現代日本に蘇る!!!

<参考>
◆一人芝居をリアルタイム合成、「40万キロかなたの恋」の可能性とは? 濱谷晃一Pインタビュー (オトナンサー)
https://otonanswer.jp/post/70298/
◆ビジネスマン必見!濱谷晃一ドラマプロデューサーが語る”やりたい企画の通し方”(テレ東プラス)
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/2018/018224.html
◆「12年間異動できなかった」復讐!? テレ東・濱谷晃一氏の異色のドラマ作り ?
(ニュースサイトしらべぇ)
https://sirabee.com/2017/12/25/20161400778/

<気になるドラマ>
形の良い石をめでるよなドラマ

◆歩く人 (清見さんからのおすすめ)
「美しい」とわかりやすい感想となる前の「小さな感動」を拾い上げるよな作品。散歩時に味わう人に話すほどではない、たとえば「ちょっとしたかたちの良い石を見つけた」ような体験を、8K4Kで拾い上げているなあ、と感じました。

あらすじ:「男が家を出て、見知らぬ土地に迷い込み、そして家に戻ってくる」だけの“異色の紀行ドラマ”。最後に、迷い込んだ場所も明かされます。角を曲がればファンタジーです。
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/tag/index.html?i=22859

以上、

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