1280◆映画『花束みたいな恋をした』鑑賞記念。恋愛ドラマが苦手な人が浸る語る考える坂元裕二作品ワイワイワールド #週刊ドラマ語り

ドラマの感想から考察、思い付きを喋ります。今回は映画『花束みたいな恋をした』を中心に、アマプラ、FODで観られる坂元裕二作品を語ります。中盤からネタバレ込みでお送りします。ご容赦を。

恋愛ドラマがちょっと苦手な僕らが、なぜ坂元裕二作品に惹かれるのか。その謎を無理やり考えてみたりしています。全体的に恥ずかしいですね。そう恥ずかしいがちょっと恥ずかしくない気になって、気が付くとやっぱり恥ずかしいという、さすが坂元裕二の手口だよね。

<紹介映画と気になった事>
『花束みたいな恋をした』
東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画がほとんど同じだったことから、恋に落ちた麦と絹は、大学卒業後フリーターをしながら同棲をスタートさせる。日常でどんなことが起こっても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが……。2021年製作/124分/G/日本 配給:東京テアトル、リトルモア
https://hana-koi.jp
・好きな人は似てる人かそうでないか
・仕事は好きなことかそうでないか
・仕事の影響でカルチャーに触れなくなったか

<今回併せて観た坂元裕二作品と気になった事>
◆『それでも、生きてゆく』フジテレビ/2011
・加害者家族は、被害者家族はいかに生きて行けるか
◆『最高の離婚』フジテレビ/2013

・最高の離婚とは何か
◆『問題のあるレストラン』フジテレビ/2015
・被害と加害の連鎖をどう受け止めるか
・いかにして問題に目を向け、行動するか
◆『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』フジテレビ/2016
・東京という街をどう考えるか
◆『カルテット』TBS/2017
・雑談(結論のないもの)はドラマにどう機能するか

<関連する過去回>
1034◆坂元裕二脚本作品を楽しむ視点。「スイッチ」「最高の離婚」「カルテット」などより味わう #週刊ドラマ語り

1275◆脚本家を深掘ると何が見えるか~『ユリイカ2021年2月号 坂元裕二特集』の感想とオリジナルシナリオ『花束みたいな恋をした』を30分分読んだ話。と『これは見えないものを書くエンピツです』で思う事 #30分読書

<『花束みたいな恋をした』、ポンのぼそぼそつぶやき>
◆井の頭線、明大前という東京、東側の青春
◆必死に文化にしがみついていた大学生
◆実は、借り物感がかわいい言葉たち
◆押井守で、文化のレベルを測る人間の感性、グルーブ感がわかる
◆ゲームのありよう。Wiiがおいてあり、switchでゼルダをやり、パズドラに逃げる感じ
◆冒頭は自己愛の物語と思ったのに。違うのか。
◆趣味と社会は繋がっていないのか問題
◆今娯楽を受け入れられない感覚、あるある
◆え!男女の作法の高等さと有村架純のせりふ回しから、ある種の強さを感じる
◆あなたはどこでもいつでもずっと一緒に居たい派?
◆まさか、恋の話をしだそうとしている自分が怖い!
◆若干正直、男の妄想だなって思ったりもしましたよ。
◆これを観てカップルは何を話すんだろう

<これからの坂元裕二>
2021年4月から、フジテレビ-関西テレビで、
『大豆田とわ子と三人の元夫』が放送されます。
脚本 坂元裕二 主演 松たか子 岡田将生、角田晃広(東京03)、松田龍平
https://www.ktv.jp/mameo/

 

以上、

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