1007◆ネットで映画を観るということ。映画『 #21世紀の資本 』ティーチイン付きオンライン試写会 #イベントレポート

イベントに足を運んで体感して見えたことをご報告します。今回は、映画『21世紀の資本』オンライン試写とZoomティーチインに参加。ネットで映画を観るという事を考えます。

今回は、オンラインでほぼほぼリアルタイムで映画『21世紀の資本』を観て、その後ティーチインイベントがおこなわれるという試写会に参加したレポートです。

※ティーチイン……「出演者や監督のトークショー+試写会+質疑応答+懇親会」※映画の場合

この数カ月、特に首都圏では、映画館で映画を鑑賞することが一時的にできなくなりました。もちろん元々、自宅で映画を観る習慣はレンタルから始まり、オンラインサービスが充実している昨今では当たり前にはなっています。それでも映画館体験は、なんらか価値があるものとも思ってもいます。

この機にネット上では、他の人と同じタイミングで映画を鑑賞するオンライン配信が増えています。大抵の場合は鑑賞後、舞台挨拶などなんらかおまけがつくパターンが多いのですが、今回もティーチインイベントがあり、まさにオンラインだけど一回性の強いリアルな映画鑑賞に近い体験です。

さて、家で観る映画体験はどんなもんなのか。そして今後どう変わるのか。考えてみたいと思います。
単にテレビかスマホかタブレットか、という問題なのか。いやどうなのか。その辺も含め考えます(ちなみに今回は、PCで閲覧をしました)。

<オンライン映画観察メモ>

・映画観る前の準備(飲み物、トイレ、電話切る、襖閉める、精神的準備)
・鑑賞中のスタイル、PCの場合。スマホの場合。テレビの場合(部屋は暗くするのか)
・トイレどうする
・通信止まったらどうする
・おかんきたらどうする
・メモをとるとらない問題
・終わった後の余韻(今回に限らず、想像でも)
・リアルタイムとビデオと何が違う?
・今後の夢のオンライン上映とは
・そして「映画館に行く」とは何かを考え直した

 

<参加イベント>
◆映画『21世紀の資本』オンライン試写とZoomティーチイン
2020年5月21日(木)19:00試写会スタート (上映時間:103分) ※上映終了後Zoomティーチインあり(40分)
https://21shihon-movie.tumblr.com/

ティーチインゲスト:
山形浩生さん(原作本「21世紀の資本」翻訳家)
飯田泰之さん(明治大学政治経済学部准教授)

オンラインティーチインの様子:
https://www.youtube.com/watch?v=QjG-FP3CYqM

映画『21世紀の資本公式』
監督:ジャスティン・ペンバートン 監修:トマ・ピケティ 2019年/フランス=ニュージーランド/英語・フランス語/ 103分/カラー/シネスコ/5.1ch/日本語字幕:山形浩生 配給:アンプラグド
https://21shihonn.com/

 

<映画『21世紀の資本』引用映像>

  • 「ゴールド・ディーガス」(1933)
  • 「嵐の三色旗」(1935)
  • 「プライドと偏見」(2005)
  • 「レ・ミゼラブル」(2012)
  • 「UTU/復讐」(1983)※日本未公開
  • 「怒りの葡萄」(1940)
  • 「ウォール街」(1987)
  • ザ・シンプソンズシーズン20 第12話「家のローンで大混乱:No Loan Again, Naturally」(2009/3)
  • ファミリーガイシーズン10第1話「宝くじ熱 – Lottery Fever」(2011)
  • 「語られぬ強盗」?
  • 「エリジウム」(2013)

<参考>
◆『レ・ミゼラブル』や『ウォール街』など作中に登場する映画の数々が 『21世紀の資本』新場面写真
https://realsound.jp/movie/2020/02/post-507179.html

◆ピケティ「21世紀の資本」が映画化された背景
https://toyokeizai.net/articles/-/331008?page=2

◆関連映画『家族を想うとき』『パラサイト』

以上、

//////////////////////////////////////////////////////////
世の中、ぜんぶタネにしよう
【タネラジ TANERADIO】
Website  https://taneraji.com/
Twitter https://twitter.com/taneraji
//////////////////////////////////////////////////////////

おすすめ