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1104◆エログロバイオレンスなど表現規制との戦い？！『ふろがーる！』などテレビ東京の深夜ドラマとNetflixなどVOD日本オリジナルドラマから考える #週刊ドラマ語り

公開済み · 更新済み

気になるドラマの感想、考察、思い付きを喋ります。今回は、『ふろがーる！』などテレビ東京の深夜ドラマとNetflixなどVOD日本オリジナルドラマから考えるドラマと表現規制の戦い」です。

◆ドラマは見るもの作るもの
リアルだなと思っても現実をそのまま切り取っているわけでもなく、シーンはなんらかの意味を持ってしまいます。「あきこのタレント痩せたなあ」とか、「上手になったなあ」とか、現実の視点は消えません。というか、それ込みで見るしかないのが完全に世界に入り込むことのできないテレビドラマなのかもしれません。だから表現も物語上必要でも飛び越えた視点で禁止をしなくてはいけない（なぜ子供に見せるものを選ばなければいけないのか。なんでだろう）、という考えは表現規制へと向かうわけで、、、。もちろん裸のシーンがいきなりテレビ見てて出てきたら、多分オタオタ身内であっても気まずくなる、よなあとは思うんですけどねー。
今回は、マイルドにお風呂を表現をはたしたドラマ番組を基軸に、テレビ上での表現規制について、いろんなサンプルを紐解きました。あなたはエッチなシーンがあるドラマで好きな作品ありますか。

＜紹介ドラマ＞
◆ふろがーる!　テレビ東京系／2020年7月15日木曜深夜～0時58分。全6話。
https://www.tv-tokyo.co.jp/furogirl/
桜井日奈子がテレビ東京ドラマ初出演・初主演！自宅のお風呂が究極の娯楽に！お風呂中心のライフスタイルを貫く女の子の物語。キャッチコピーは「いざ、入湯!」。原作では関西弁だった早夜子が武士のような口調へと変わっているほか、ほぼアパート内でストーリーが展開する。

■オレンジの感想
・ドラマとして面白くはないが、風呂場の工夫という情報では面白い。
・いくらでもエロく作れそうな題材だが、不思議とエロさは感じない。
・「孤独のグルメ」から連なる趣味ドラマ（癒ドラ）のように感じる。
・宣伝では入浴シーンを強調しており、表現規制ギリギリを攻めた結果か。

■ドラマと表現規制についてのポイント
・BPO以降の問題のあるテーマやエロ・グロ・バイオレンス・ギャンブルなどの表現への規制
・とはいえ、エログロバイオレンスは視聴率が取れる。
・昔は地上波ゴールデンタイムでも当たり前にあった表現が深夜へ。
・今や深夜でも出来ない表現がNetflixやAmazonプライムビデオなどVODへ（WOWOWやスカパーやFODやAbemaなど日本資本は意外と…）。
・表現規制は本当に必要なのか。何を規制するべきなのか。

■過去の表現規制と戦った？（無視した）ドラマたち（ポン）
・土曜ワイドスペシャル『江戸川乱歩の美女シリーズ』（1977年）大人の色気
・『悪魔のKISS』
・『ふぞろいの林檎たち』
・『高校教師』
・『鬼平犯科帳』
・『水戸黄門』かげろうのお銀（由美かおる）
・『毎度、お騒がせします』
・『胸キュン刑事』
・『みんなエスパーだよ』

▼テレビ東京の深夜ドラマ

▼これはエロなのか（企画の勝利）
◆殺しの女王蜂　2013年10月4日から12月20日
◆びしょ濡れ探偵 水野羽衣　2019年7月4日から9月19日
◆ふろがーる!

▼無理やりエロ（過剰な表現）
◆嬢王　2005年10月7日～2月23日
◆恋する!?キャバ嬢　2006年1月8日～同年3月26日
◆のぞき屋　2007年4月2日～7月2日
◆湯けむりスナイパー　2009年4月3日～6月26日
◆ここが噂のエル・パラシオ　2011年10月7日～12月23日

◆撮らないで下さい!!グラビアアイドル裏物語　2012年1月13日～4月6日
◆みんな!エスパーだよ!　2013年4月12日～7月5日
◆さすらい温泉 遠藤憲一　2019年1月16日～ 4月3日深夜
◆癒されたい男　2019年4月10日～6月26日深夜

▼必然性のあるエロ・グロ・バイオレンス・ギャンブル（内容上、必要な表現）
◆アラサーちゃん　2014年7月26日～10月11日
◆銀と金　2017年1月8日～3月26日
◆フリンジマン　2017年10月7日～12月23日
◆GIVER 復讐の贈与者　2018年7月14日～9月29日
◆電影少女　2018年1月14日～2018年4月1日
◆恋のツキ　2018年7月26日～10月11日
◆フルーツ宅配便　2019年1月12日～3月30日
⇒地上波という制約の中で”本番行為”を匂わす演出をせず、”いかに見せないで表現するか”にこだわっている。一方で深夜帯のため”デリヘル”、”フェラチオ”の単語は使用している（テレビ東京の基準ではゴールデンタイムではNGとしている）
◆来世ではちゃんとします　2020年1月9日～3月26日

▼Netflixの日本オリジナルドラマ
Netflix単独発注
・Jimmy～アホみたいなホンマの話～(コメディ)
・宇宙を駆けるよだか(SF)
・全裸監督(ドラマ)
・Followers(ドラマ)
・愛なき森で叫べ: Deep Cut(ドラマ)
・呪怨: 呪いの家(ホラー)
共同製作
・アンダーウェア(ヒューマンドラマ)フジテレビ
・グッドモーニング・コール(ロマンチックコメディ)フジテレビ
・火花(ヒューマンドラマ)吉本興業
・深夜食堂: Tokyo Stories(グルメ/ドラマ)MBS/TBS
・野武士のグルメ(グルメ/ドラマ)共同テレビジョン
・さぼリーマン甘太朗(コメディ/グルメ)テレビ東京
・100万円の女たち(ヒューマンドラマ)テレビ東京
・炎の転校生 REBORN(アクション/コメディ)ジェイ・ストーム
・僕だけがいない街 (ドラマ実写版)(超常現象/ミステリー)関西テレビ
・モブサイコ100(青春コメディ/アクション)テレビ東京
今後配信予定のオリジナル製作作品
・今際の国のアリス（ファンタジー）
Amazonプライムビデオの日本オリジナルドラマ
・仮面ライダーアマゾンズ（アクション/ホラー）2016年4月1日
・はぴまり～Happy Marriage!～（恋愛ドラマ）2016年6月22日
・ベイビーステップ（ドラマ）2016年7月22日
・宇宙の仕事（ドラマ）2016年9月8日
・福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY-（恋愛ドラマ）2016年10月19日
・東京女子図鑑（ドラマ）2016年12月16日
・ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA（アクション）2016年12月26日
・ガキ☆ロック～浅草六区人情物語～（ドラマ）2017年4月14日
・TOKYO VAMPIRE HOTEL(東京ヴァンパイアホテル)（クライムドラマ）2017年6月16日
・フェイス -サイバー犯罪特捜班-（推理ドラマ）2017年7月11日
・東京アリス（恋愛ドラマ）2017年8月25日
・ファイナルライフ -明日、君が消えても-（サスペンス）2017年9月8日
・日本をゆっくり走ってみたよ～あの娘のために日本一周～（ドラマ）2017年10月20日
・チェイス（ドラマ）2017年12月22日
・しろときいろ～ハワイと私のパンケーキ物語～（ドラマ）2018年2月28日
・紺田照の合法レシピ（ドラマ）2018年3月6日
・東京BTH～TOKYO BLOOD TYPE HOUSE～（ドラマ）2018年12月7日
・The Benza（コメディドラマ）2019年4月15日
・湘南純愛組!（ドラマ）2020年2月28日
・誰かが、見ている（コメディ）2020年9月18日

※参照
■2020年春～夏の他のテレビ東京深夜ドラマ
◆ドラマホリック！　レンタルなんもしない人｜出演:増田貴久
https://www.tv-tokyo.co.jp/rentalsan/
◆【ドラマパラビ】働かざる者たち
https://www.tv-tokyo.co.jp/hatarakazaru/
◆水ドラ25　おしゃ家ソムリエおしゃ子！｜主演 矢作穂香
https://www.tv-tokyo.co.jp/oshako/
◆【木ドラ25】テレビ演劇 サクセス荘２
https://www.tv-tokyo.co.jp/success_sou/
◆ドラマ24 浦安鉄筋家族｜出演:佐藤二朗
https://www.tv-tokyo.co.jp/urayasu/
◆ドラマ25 女子グルメバーガー部
https://www.tv-tokyo.co.jp/jgbb/
◆ドラマ25「捨ててよ、安達さん。」｜出演:安達祐実
https://www.tv-tokyo.co.jp/suteteyo_adachisan/
◆ドラマ　四月一日さん家と
https://www.tv-tokyo.co.jp/watanuki/

▼参考記事
・放送と青少年 – テレビ東京
https://www.tv-tokyo.co.jp/main/yoriyoi/seishonen.html
・放送基準 | BPO | 放送倫理・番組向上機構 |
https://www.bpo.gr.jp/?page_id=1291
・実はこんなにあった、テレビの「タブー」と「自主規制」（週刊現代） | 現代ビジネス | 講談社
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54346
・日本のドラマがこの10年で急速につまらなくなった、本当の理由（田崎 健太） | 現代ビジネス | 講談社
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52618
・大手芸能事務所に支配された「平成テレビドラマ全史」（田崎 健太） | 現代ビジネス | 講談社
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52620
・表現の自主規制 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E3%81%AE%E8%87%AA%E4%B8%BB%E8%A6%8F%E5%88%B6#%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
・放送禁止 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E9%80%81%E7%A6%81%E6%AD%A2
・お色気番組 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E8%89%B2%E6%B0%97%E7%95%AA%E7%B5%84
・03_戦後日本における放送規制の展開.indd
https://www.nhk.or.jp/bunken/research/title/year/2015/pdf/002.pdf
・遠野なぎこ、ドラマ規制の実情語る「現実が見えていないのが逆に怖い」再放送にも持論(リアルライブ) – goo ニュース
https://news.goo.ne.jp/article/npn/entertainment/npn-200003993.html
・誰がための自主規制？ 視聴者から疑問の声も | ORICON NEWS
https://www.oricon.co.jp/special/49749/
・『いつ恋』への抗議に見る「ドラマと規制」の歴史 – 野島ドラマから『女王の教室』『銭ゲバ』『相棒』まで | マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20160228-itsu_koi/
・【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】～ 世界を席巻するアメリカのドラマ制作の強みとは？vol.1 ～ | メディア応援マガジンSynapse(シナプス)
https://synapse-magazine.jp/television/180926konishi1/
・【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】～ 世界を席巻するアメリカのドラマ制作の強みとは？vol.2 ～ストーリーテリング～ | メディア応援マガジンSynapse(シナプス)
https://synapse-magazine.jp/television/180926konishi2/

以上、

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