1721◆後編:なぜ今、ウルトラマンなのか。ドキュメントドラマ「ふたりのウルトラマン」や初代(1966年版)やシン・ウルトラマンから考えてみよう #素人だもの

タネラジ
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1721◆後編:なぜ今、ウルトラマンなのか。ドキュメントドラマ「ふたりのウルトラマン」や初代(1966年版)やシン・ウルトラマンから考えてみよう #素人だもの
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素人だからこそ考えたこと、考えられることを恥ずかしがらずに語ろう「素人だもの」。今回は、なぜ2022年の今、ウルトラマンを生み出すのかを考える後編。シン・ウルトラマンを初代ウルトラマンと比較して、素人なりに考えてみます。https://taneraji.com/

⇒「なぜ今、ウルトラマンなのか」前編へ

<作品紹介>
◆ふたりのウルトラマン/中江裕司監督
2022年5月2日(月)21:00/NHKBSプレミアム
1965年、「円谷特技プロダクション」を沖縄出身の上原正三が訪れる。待っていたのは脚本家であり、故郷の同胞・金城哲夫だ。金城は、天才的発想で『ウルトラQ』の脚本を執筆していた。やがて円谷一らを中心に、若い監督たちが集結し、『ウルトラマン』を創りだす。沖縄の日本復帰が近づくなか、金城と上原は二人が交わした「ヤマトゥーンカイ、マキティナイミ!(日本人に負けるな)」の言葉を胸に、それぞれの道を歩みだす。 脚本・演出は、沖縄在住の映画監督・中江裕司
https://www.nhk.jp/p/ts/PN3P16XW6Y/

◆ウルトラマン
TBS・円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ、およびその作中に登場する巨大変身ヒーローの名称
1966年7月17日から1967年4月9日まで、TBS系列で毎週日曜19:00~19:30に全39話が放送された、武田薬品の一社提供枠「タケダアワー」内で放送。https://w.wiki/5BBW

◆シン・ウルトラマン(劇場公開日 2022年5月13日)
日本を代表するSF特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」の庵野秀明と樋口真嗣のタッグで新たに映画化。庵野が企画・脚本、樋口が監督を務め、世界観を現代社会に置き換えて再構築した。「禍威獣(カイジュウ)」と呼ばれる謎の巨大生物が次々と現れ、その存在が日常になった日本。通常兵器が通じない禍威獣に対応するため、政府はスペシャリストを集めて「禍威獣特設対策室専従班」=通称「禍特対(カトクタイ)」を設立。班長の田村君男、作戦立案担当官の神永新二ら禍特対のメンバーが日々任務にあたっていた。2022年製作/112分/G/日本 配給:東宝
https://shin-ultraman.jp/

 

ドキュメントドラマ「ふたりのウルトラマン」の感想

◆オレンジ(子供の頃再放送をちらっと見たことがある素人)
・てっきり円谷さんが生み出したのかと思いきやウルトラQからのヒーロー展開とは
・沖縄含め政治的な要素を入れる入れないのせめぎあいは現在に通じる
・沖縄視点からの沖縄以外への見方は僕たち沖縄以外に住む人も知る努力を
・ウルトラマン含め全ての怪獣(宇宙人)をニライカナイ(海の向こうの理想郷)からのマレビト(時を定めて他界から来訪する霊的もしくは神の本質的存在)と捉えるのは興味深い

◆ポン(90年代のウルトラマン言論を少し覚えている面倒くさい素人)
・1966年から始まるウルトラマンの時代は、沖縄返還前という戦争の空気が残っていたのだということを知る。
・作り手の人生が作品に影響を与えるという観点を思い出す。
・切通利作さんの『怪獣使いと少年ウルトラマンの作家たち』を思い出す。
~差別・犯罪・初恋・忘執…四人の作家(金城哲夫、佐々木守、上原正三、市川森一)が怪獣に託した“孤独”を“痛み”とともに体験し直す渾身の力作!四万字を超える増補!伝説の名著、ここに完全復活!
・近年特にNHKがなぜウルトラシリーズや円谷プロと関係が深いのか。答えではないけれど、縁を想像する作品。

ウルトラマン・ウルトラシリーズの感想

◆オレンジ
・思いの外、緩い。でも、だからこそ楽しい。
・科特隊メンバー全員、緩い。特にイデ隊員。
・話の流れをつなげる意思すら無いように見える。
・アクションも結構、雑で、人間の動きそのまま。
・怪獣も、結構、行き当たりばったりで作ってるもの多め
・とはいえ、当時の社会状況はしっかりキャプチャしようとしている。
・リアルタイムであったであろう感動は味わいにくい
・個人的なウルトラマンの記憶

夢の共演!仮面ライダー、ウルトラマン、ガンダム達が共に闘うアクションゲーム『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』。 – Middle Edge(ミドルエッジ) 

◆ポン
・ファンタジーと肉体性とか一体化してたのしい。
・良いか悪いか、日本の特撮お約束が体に染みついていることを確認するばかり
・実際は怪獣=悪でないことが多い気がする。ジャミラとかシーボース
・ウルトラマンという大きなウソをつくことで、生々しい社会時評が、現代にまで届く、SF作品
・ウルトラマンは米軍なのか。ウルトラマンは神様なのか。友なのか、自分自身なのか、メタファーの想像が止まらない。

<ウルトラマン気になる作品>
◆第8話「怪獣無法地帯」 レッドキング ピグモン
⇒人間に優しい怪獣の存在と外道との対比
◆第14話「恐怖の宇宙線」ガヴァドン
⇒落書きから生まれた怪獣という設定。子供たちは怪獣が大好きなんですよ。役割は敵だとしても。
◆第18話「遊星から来た兄弟」 にせ・ウルトラマン ザラブ星人
⇒高度な知能を持った外聖人の存在は当時、何を意味したか。
◎◆第23話「故郷は地球」 ジャミラ
⇒元人間の怪獣という衝撃の展開。進撃の巨人や鬼滅の刃に通じるような。
◆第33話「禁じられた言葉」 メフィラス星人
⇒ザラブ星人やベムラー星人ですらメフィラス星人のコマだったという。名前の元となったメフィストフェレス(悪魔)から何を考えるか。
◆第35話「怪獣墓場」 シーボーズ
⇒怪獣は倒すべきものなんだけど、そんな相手も弔うって感覚。現実的で面白い。さあ無事怪獣墓場に帰せるのかな。
◆第39話「さらばウルトラマン」 ゼットン
⇒ゼットンが強くなさそうで強くて、何を基準に強いかの難しさ。そして、2つの命を持ってきたのに引っ張った気が利くんだか、ケチなんだか分からないゾフィー。

<おまけ:有名なウルトラシリーズ>
◎◆ウルトラセブン 第42話「ノンマルトの使者」
◆ウルトラセブン 第8話「狙われた街」 メトロン星人
◆ウルトラセブン 第26話「超兵器R1号」 ギエロン星獣
◎◆帰ってきたウルトラマン 第33話「怪獣使いと少年」

 

<なぜ今、ウルトラマンなのかを考える>
◆2021年はウルトラマン誕生55周年
◆2022年は沖縄本土復帰50年
◆シン・ウルトラマンの公開がやってきた

◆逆に「今、ウルトラマンにどういう意味」が見いだせるか。
◆ネオレトロなかっこよさ
◆安定しないヒーロー像の提案
◆怪獣をも許容する社会が作れるのかというシン・多様性の一助
◆宇宙人というメタ視点を作る装置
◆SFをもって、社会の暗部を明らかにする視点
◆心地よいエンタメに、苦い薬が入っている
◆論を立てる場所としての、物語(テレビが生んだ最初の発明)
◆50年を超えて、懐かしいから時代そして歴史となったコンテンツには、意味が付与できる

 

<参考>
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◆ウルトラマン – Wikipedia https://w.wiki/5BBW

◆ウルトラシリーズ – Wikipedia https://w.wiki/3Nca

◆ザラブ星人 – Wikipedia https://w.wiki/5BBa

◆メフィラス星人 – Wikipedia https://w.wiki/5BBb

◆ゼットン – Wikipedia https://w.wiki/3apW

<過去の関連回>

1395◆日曜はドキュメント曜日~テレビドキュメンタリー番組ピックアップ #テレメンタリー #NNNドキュメント #ドキュメンタリー解放区 #BS世界のドキュメンタリー #メディア覗き

以上、

週末の配信回「タネメガネ」では収録後、気が付いたことや追加で考えたことなどを振り返っています。よろしければそちらもお聴きください。
https://taneraji.com/series/tane-look-back/

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